2020年7月度配当収入
7月配当収入
銘柄 | 種類 | 口数 | 金額(税引き) |
VYM | 株式ETF | 301 | $180.65 |
ARCC | 株式 | 3823 | $1,096.70 |
BLV | 債権ETF | 5 | $1.54 |
税引き後、合計$1278.89でした。
現在為替で大体13.5万円ほどの収入となります。
何もしなくても入ってくるキャッシュフローはありがたいですね。
合計配当金は$13,867で投資元本回収率は8.93%となります。
前回の8.29%から+0.64%となります。
今回はコロナショックで1000株買い増したARCCの影響がが大きかったですね。
VYMも減配するかな?って思ってたので予想外に増配し安定感を見せてくれました。
やはり安定感の有るETFは、心の安寧を保つ上で大きな役割を発揮してくれますね。
今回、6.7月分の配当金で以下の銘柄を買い増ししました。
塵積精神でコツコツ買い増していますが、派手さは最近始めたレバレッジポートフォリオと比較すると皆無ですね。
今の所追加資金で買い増すつもりは無く、配当金のみでどれだけ成長出来るか見ていきたいと思っています。
配当金で元本回収しつつ、再投資を行い複利の力を更に高めたいと思います。
SPXLを用いたレバレッジポートフォリオ2020/07月 結果+8.45%
こんにちは、スバルです。
今月スタートしたレバレッジポートフォリオの実績をまとめたいと思います。
早速ですが、投資結果は題名通り+8.45%でした。
月初めからスタートしたのですが、思いの外順調な滑り出しとなりました。
ちなみにレバレッジポートフォリオの運用はあくまで試験的なものであるのと少額であることから、ブログプロフィール表記の総資産には含んでいません。
(※決して計算が面倒だなとかそんな事はありません・・・。たぶん。)
(結果)
今後の問題はリバランスのタイミングです。
現在のPFの乖離は以下の通りとなります。
銘柄 | 現在額 | 現在の資産割合 | 目標割合 | 乖離率 |
IAU | $540.60 | 18.40% | 20.00% | -1.60% |
SPXL | $814.13 | 27.71% | 28.00% | -0.29% |
TMF | $1,583.75 | 53.90% | 52.00% | 1.90% |
TMFを一株売って、IAUを2株程買うとバランスを調整出来る状態です。
NISA口座なので税金は掛かりませんし手数料は戻ってきますが、実際そこまで細かくリバランスすると投資効率的には微妙なので、もう少し投資機会を窺いたいと思います。
さて、最近の自分が感じた雑感等を記載しておこうと思います。
自分が投資を始めたのは約二年前です。
今思えばかなりの好景気でした。(すぐにピークが来ましたが)
好景気しか知らず投資をスタートして気づいたのは思いの外に高配当ETFの成長率が悪いということでした。
当時はVOOより少し下だけどVYMの成長率も中々良いと言う判断でしたが、コロナの影響で不景気に陥り、圧倒的に株価の値の戻りが遅いことを実感しました。
考えられる要因は2つで
①セクターが分散出来ていない事。(高配当株に偏りがある事から)
②不景気に突入すると減配必須となり投げ売りされ中々値が戻らない
これは現在不景気なって学んだことで、直に自分が経験した事です。
考えを修正する良い機会が得られたと思います。
では極端に成長セクターに全てを賭けるのか言われれば、それはしません。
僕はチキンなので、ギャンブルはしたくないのですし、セクター分散が出来ていないと本末転倒だからです。
あくまでメインの軸(高配当株)は変えずに、+αで足りないものを補うスタイルで行きたいと思います。
今回レバレッジポートフォリを初めたきっかけとしてSPXLを用いた投資をする事により、セクターの幅を拡げられる事と、少額で最大のリターンを享受出来たらなと考えたからです。
SPXLの代わりTECLも考えましたが、上述通り過度にセクターを偏らせると分散性が悪くなるので敢えて選びませんでした。
投資を始めるか迷っているなら、先ずは少額で初めて見ると良く見かけますが、まさにその通りなんだなと理解できるようになりました。
自分で経験してどう感じたか。
失敗して成功して考え方を修正しての繰り返しで、それでいて正解が無い。
大袈裟ですが、なんだか人生みたいだなと思う今日この頃です。
レバレッジポートフォリオ 7/1開始
突然ですが、レバレッジポートフォリオなるものをネットで見つけたので運用してみたいと思います。
要点として
SPXL(S&P500ブル3XETF)
の三種のETFを使用して、適切な比率を守ることにより資産形成を図りたいと思います。
SPXLはSPY(S&P500指数)の三倍の値動きをするETFとなっています。
ただ、SPXL単体で運用するとボラリティが高すぎて、長期ではSPYの成績を下回ります。
リーマンショック等で90%以上ダウンしますから、ボラリティが高いとそこから元の株価に戻るまでレバレッジ無しより回復が遅くなります。
では、キャッシュを一定額保ち安全な資産配分で運用するのはどうか?
キャッシュを厚めにSPXLを一定の比率を作るとすると、SPY単体で買うのとあまり変わらなくなるわけですから成績が極端に下がり通常ETFであるSPYと拮抗します。
SPXLは経費率約1%程度と高い。
SPY単体は経費率が安く、尚且配当が増配していく事を考えると、もろもろ費用が高いSPXLとキャッシュのポートフォリオは、SPY単体と比較しほとんど旨味が無いことになります。
要はレバレッジをかけなくても、リバランス面倒だしSPY単体買っておけば良いじゃないと。なる訳です。
そこで、SPXLの最適な使用方法について考えてみました。
SPXLの扱いは基本短期売買用です。
相場の流れを読んで使用するものです。
2010年からの過去データしかありませんから、右肩上がりだと勘違いしそうになりますが、リーマンショック等の大暴落を受ければ全てを失う破壊力を備えたETFです。
なので一本だけ買って買い持ちする戦略は絶対に避けなければいけないETFと言う認識です。
であれば、長期間投資であっても、ただ買い持ちするのではなく細かくリバランス(短期トレード)する運用方法であれば問題無いと考えた訳です。
例えばSPXLが値上がりした際、売却をすることにより利益が出ます。
その利益の保存先としてTMFを使用する。
株価暴落などで下落基調の時はTMFが価格上昇しSPYと逆相関の動きをする保険的な役割になる。
通常の長期ポートフォリオより短期(一ヶ月位)で細かくリバランスする事により、小さい利確をし続け下落に備えると言ったイメージです。
PF1=SPXL28% : TMF52% : IAU20%
PF2=SPY100%
投資額が約6倍になってますね。
SPYが3倍程なのでSPYより効率よく運用できていること分かりますね。
ソルティノレシオはPF1…1.97 PF2…1.41
とやはり驚異的ですね。
SPY単体も十分に凄いんですが(^o^)
あともう一つ。
US Mkt Correlation (米国市場との相関性)の数値です。
SPYは当然1.0として、レバレッジポートフォリオは0.06です。
株が仮に大暴落したとしても、トータルで見るとほとんど影響を受けないという事です。
この数値はIAU(金ETF)単体で運用した数値0.08より低い結果となっております。
ソルティノレシオが高く、相関性も少ない、とても安定したポートフォリである事が数値から読み取れます。
昨晩、NISA口座で10万円分程買付を行いました。
あくまで少額運用で要所で追加投資を行っていきたいと思います。
現在運用しているポートフォリオは増配&高配当に偏りすぎており、他に伸びているセクター(※ハイテク・医療等)にほとんど投資出来ていませんでした。
そこが唯一の懸念だったので、今回レバレッジポートフォリを開始する事により、分散性を向上させながら少額で効率よく成績を高められるので無いかと考えています。
高配当PFは弄らずに現状維持で、将来に向けHDV, VYM, BLV, IAUの四種を配当再投資していこうと思います。
過去の自分であればSPXL等扱いの難しい投資は避けていたところですが、しっかりデータを確認した事により自分の中で腹落ちし投資に挑めそうです。
投資を始めて驚いている事は、自分の考えがどんどん変化していると言う事。
投資を初めた初期はバイアンドホールドが完全な戦略であって短期売買は才能のある人だけのものと考えていました。
最近は長期運用と短期売買、2つの資産に分けて運用しても良いんじゃないかと、考えるようにもなっています。
大切なことは失っても、投資を続けることが重要何だなと思うようになってきたからです。
投資に正解は無いけど、色々な思考を巡らせて実践するのは楽しいですね。
マーケットが動き続ける限り、一生退屈しなさそうです。